皆さん、パターで悩んでいませんか?パッティングは、ショット以上に好不調の波があるもの。
「なんだか最近タッチが合わない」「今ひとつラインに乗らない」「ミスヒットが多い」。こういった悩みを解決しようとしたときに、YouTubeを見たり雑誌を見たりしていると、それぞれ色々なやり方をレクチャーをしているかと思います!
PGA(米男子)ツアーの選手が3メートルの距離のパットをするときに、ショートする確率はわずか6%、17回に1回しかない。対してスコアが90のアマチュアゴルファーの場合は16%、6回に1回はショートしているといいます。
同ツアーの選手であっても距離が長くなるにつれてショートする確率は高まり、6メートルの距離では26%、4回に1回になるんだとか。ここにアマチュアとトッププロとの技術の差があるといいます。アマチュアも距離感を合わせることを第一に考えることで技術を向上させることができ、イップス対策にもなるといいます。ここで、ショートパットにおいて、カップインを目指すために必要なことを紹介します。
ゴルフのショートパットにおいてカップインさせる必要条件は3つ。
・インパクトのときのフェースの向きが、ターゲットに対してスクェアであること。
・スウィートエリアとボールの中心が一致すること。
・ターゲットに対して、ヘッドが均等なインサイドイン軌道を描くこと。
しかし、ゴルフコンディショニングトレーニングでは直接ゴルフのスイング指導を行うのではありません。人間の身体の構造(解剖学)や機能(キネオロジー)に基づいて、ゴルフの技術につながるような動き作りや、動かす感覚(体感覚)を指導します。
では、上記3つの必要条件だけ見るとゴルフコンディショニングでは「パッティングって関係ないんじゃない?」「解消できるの?」と思われるかと思います。
結論、ゴルフコンディショニングにおいてパッティングとの関係性は安定性と協調性、そして再現性にその答えがあります。
ゴルフコンディショニングにおけるパッティングに大きくかかわる6つのトレーニングをご紹介します。
1. 安定した姿勢とバランス→スタビリティトレーニング
パッティングでは、小さな動作でもストロークに大きな影響を与えます。
コア(体幹)の筋力強化やバランストレーニングは、アドレス時の安定感を向上させ、スムーズなストロークを可能にします。
2. 筋肉の柔軟性とリラックス→モビリティトレーニング
肩や腕、手首の柔軟性は、ストロークの一貫性を保つために重要です。
過度な力みを避け、リラックスした状態を維持するためのストレッチやリラクゼーションエクササイズが役立ちます。
3. 目と手の協調性→コーディネーショントレーニング
パッティングは「目と手の協調」が特に重要です。
コーディネーションを高めるトレーニング(例:目標にボールを投げる動作)を取り入れると、距離感や方向性の精度が向上します。
4. 精神的な集中力→メンタルコンディショニングトレーニング
パッティングでは精神的な集中力が試される場面が多いため、メンタルトレーニングが不可欠です。
呼吸法やマインドフルネスを取り入れることで、プレッシャー下でも冷静に対応する力を養えます。
5. 視力と目の動きのトレーニング→ビジョントレーニング
パッティングではライン読みや距離感が視覚に大きく依存しています。
目の追従性や焦点を合わせる練習は、視覚情報処理能力を高める効果があります。
6. 繰り返しの精度を上げる再現性のトレーニング→サーキットトレーニング
パッティングに直接関与する筋肉(肩甲骨周辺、前腕、手首)を鍛えることで、ストロークの一貫性が向上します。
無駄な動きを減らし、精密な動きを保つ筋持久力を養うことが重要です。
多く語ればたくさんありますが、これだけでもたくさんありますよね!しかし、千里の道もまずは1歩からです。
いきなり劇的に変化することはありえません。たまたま打った球が50ヤード飛距離が伸びても、次に打ったときにはまた元通りに...再現性を伴わないことがほとんどです。トレーニングも同じです。スクワットで50キロ、100キロをときどきやっても意味がありません。ひとつひとつのトレーニングを1歩1歩意味を持たせながら繰り返して取り組むことが大切です。
でも不思議ですよね、調子が良いと50ヤードも遠くに飛んだ、パットがほいほい入っていく。みなさんは、たまたままわった1ホールでプロを上回るスコアを出すときがあるんです!
たまたま?私はみなさんがまだまだ本来の力を出し切れていないだけかと思います。
私の好きなタイガーウッズの名言にこんな言葉があります(^^)
You can always become better.
いつでも進歩できる
またひとつひとつを詳しく解説していきます(^^)♪
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